2016.11.19.(sat)秘密の宮廷ゴールデンタイム


SPECIAL GUEST

クボタタケシ

クボタタケシ

90年代から現在まで一定のスタンスで活動を続けている。クボタの登場以降、一般的となった『オールジャンル・ミックス』と形容される選曲スタイルはジャンルレス、タイムレス、かつボーダーレス、もっと言えばホームレスな何にも属さない音楽の選択であり、さながらリズムの見本市のようだ(時にドラムレスだったり)。無類のヴァイナル好きだが、レア盤と称されるレコード・コレクター間の価値基準にも一切とらわれない、『クボタタケシ』という名前そのものがワード、ジャンル、カテゴリーの1つとして認識されるほどオリジナルな存在である。
多種多様さは群を抜いており、そのプレイリストは専門誌を始め、同業者、フォロワー、全国のレコードストア等によって分析・研究・検索され、今日では多方面に知れ渡っている。しかし、まるでその行為自体が無意味であるかのように自身の選盤感覚のみによって集められたレコードを日々プレイし続けている。クボタは公式、非公式にその印象的な選曲と個性的なミックスを収録した作品を幾つかのタイトルに分けて発表している。

http://www.skylarkin.com/kubota.html



パチクリエレガンス

パチクリエレガンス

バッキー(alt sax)斉藤’社長’良一(guitar)ヒゴヒロシ(bass)岡村太(drums)
2008年、八王子のclub shelterよりライブの依頼があり、ヒゴがメンバーを招集。当初はバンド名もなく、カバー曲と僅かなオリジナル曲のセッションからスタート。当時のサウンドは、どことなくゆがんだラウンジ寄りの温帯系フレーバーが含まれていたが、翌年春にはバンド名をパチクリエレガンスとし、ヒゴによる変態的なオリジナル曲が芽生えていく。しかしながら、演奏内容としては各メンバーのフリーキーなアプローチによるインプロ要素が大きな割合を占め、ひとつの枠ではなんとも収まりきれない独自なバンドの存在感を呈している。当人たちはロックでもジャズでもなく、その他の音楽と自称しつつ、いいあんばいを見計らう。現在超スローペースながら、初のフルアルバムをレコーディング中である。



【アウトライン】
茨城県水戸市で、久しぶりに開催される”秘密の宮廷ゴールデンタイム” 今回、特に気合の入った“五嶋さん”のイラストが抜群に目を惹き、世界標準のオリジナルスタイルDJで全く衰えを知らない“クボタさん”、過去に花見でボノボといイベントでLIVEを拝見した、超リアルサウンドを奏でる”バッキーさん”がいらっしゃる“パチクリエレガンス”のライヴ、レギュラーDJでは謎感満載の“Masked DJ”何もんだ!?など。物販では、水戸でおなじみの”Mr.ストリートの通称/兄者さん”による“scar store” 包容力のあるバリエーションで8時間です。そして、僕もおまけ的にレコードを売らせてもらいま〜す!イベント前日までに余裕あったら持ってくレコードを一部SNSで投稿できたらと思っとります。何卒!!

タイトル 第27回 秘密の宮廷ゴールデンタイム
日時 2016年11月19日土曜 21時 ~
LIVE THE DODOITTSU・サブリミナル古典都市・yambabom
DJ AGAGA・237・yuyanakamula・Doron・UME・Masked DJ
LIVE PAINT QUALIA・soma・yurashika
MANAGER 左利きの脳みそ
CLOTHING te
LIMITED SHOP scar store
中古レコード レコードの虫(ssm)
ILLUST 五嶋英門
料金 2500円(adv) / 3000円(当日) with 1ドリンク
場所 Space lab BUBBLE
水戸市泉町2-2-30 石川ビル3号館 B1F

DEEPな掘り x 堀りはDEEP!?

14408919_1056687484381100_1257929636_n リサイクル屋は地獄へ一番近い場所!? なのかもしれない….
過去に100件以上はリサイクル屋に行ったと思うけど、んーマックス危ないなというお店の一つを思い出したので写真をあげときます。
リサイクル屋は本当に個性的なお店が多く、様々な特色でを楽しませてもらってるので、できるだけ良い方向へ働きかけたいって常々思ってますが、平行して発生する深いことを考えると辛いなって側面もあります。今回は、オカルト特集のような内容をお届けします。

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お店の敷地内は物で溢れかえっており、入り口まではまるで険しい山の登山道のように人が一人通れる程度の隙間を通る。抜群の怪しさでこのお店の印象が痛烈に記憶に刻まれました。
こういう現場は、この絵だけで萌えるんですが、店内も同様の風景で、お店の方の雰囲気から空気を読まざるをえず写真は撮れませんでした。地震があったら身動きが取れなくなるであろうこと間違いなしで、物を崩さないでレコードを探すテクニックが要求され、床も歪んでいて3Dで繊細なバランス感覚を試される貴重な体験だけができる現場で、あなたの忍びレベルは??と問われる瞬間でした。
かろうじてレコードは20枚程度発見できたのですが…横浜銀蝿に1000円の値段とか、言葉も出ない数十分の体験でした。事前に休日確認の電話をしてしまったせいで、その履歴からお店を出た後になぜかお店の人から電話があり、お店にあった横浜銀蝿のレコードが無いんだけどって電話がかかってきて、盗んだんじゃ無いかと!?と疑われてしまい、双方へ後味が悪いコンタクトになってしまいました。

リサイクル屋さんが有って、初めてディガーとして掘りを楽しめるものなので、特に頭にきてるとかそういうのは全くなくて、あれってなんだったんだろう幻だったのかなって今ではそんな事まで想像してしまい、もしかしたら、アウターゾーンのような所へ知らず知らずに入ってしまったのかな?とかオカルトの世界なのかもしれないなーなんて冗談交じりに思い出しました。

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ここはとあるリサイクル屋の倉庫。店主へ車の鍵を預けて監視なしでレコードを見せてもらうスタイルです。店主曰く、俺のレコードはいいのばかりだからっておっしゃっていたので、15平米ほど(小さめのワンルームマンションくらい)のスペースにレコードのみが大量に置かれていてかなり萌えました。いいレコードの割には雑に置いてある時点で、んーなんか怪しいわけですが。価格は LP:1枚1000円、7inch:1枚500円。はっきり言うとかなり高めの設定です。

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3分の1を見た時点で、これは無いなって判断できたんだけど…期待値が下がった現場は辛さの増幅しか無いんですが、時間もあったし、せっかく見せてもらったんで何かは買っといた方がいいよなって、努力の時間を過ごしました。
ある部分では、ビジネスをやってる以上は多少の駆け引きもあるでしょうし、すべて良い方向へ受け止めるのは無理って現場も多々あります。そういった含みで、掘りは本当にDEEPな世界だなーってマジマジと思わされるのであります。綺麗で安全な世界だけが肯定されつつあるご時世では、ありえない野蛮さが残されているエリア、またこういった絵力のあるところへ行ったらまた報告いれます!

最後に歯でかじった跡のような謎のビニールが寄せ集められ小動物の巣なのか?って写真で〆
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手堀りレポート 17th(静岡)

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ちゃす!
今回も、何のお勉強にもならず人生に疲れたおっさんの戯言を書かせてもらいました。まだそんな事をやってんのかよと冷ややかな目線で仕方なくご一読くださいませ。
上のマップの青丸の辺りまで西へ向かい、東へ戻るようなルートで掘りに行ってきました。静岡は移動しやすい地域で、下道の1号線は準・高速道路状態で常に”ビュン!ビュン !” 大丈夫かなって速度で皆さん走られてます。その恩恵もあり、1日でもの凄い距離を若干オラオラ気味で移動ができるのと、移動しながら富士山の表情の映り変わりを確認するのが静岡掘りの醍醐味です。掘りは本当に地味な作業だし、ほとんどが移動時間に消えます。なので、富士山の存在は毎回励みになります。

歳の性が主な要因ですが、下道の高速移動の反動なのか!?とも思える、状況変化のスピード感がっぱないので自分がどこで何をしてたか?記憶が混同してしまったり、ほとんどが思い出せくなるのがたまに傷です。そんな感じで、ちょっと前に行った静岡掘りを思い返してこうと思います。

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毎回、掘りに集中し過ぎて、ご当地感すら感じないで終了ってのが僕のツアー掘りの手筋です。今回は何となぁ〜くご当地感を味わおうと、ご当地ドリンクを買うことにしました。
とはいえ、ご当地価格が気軽さを押しのけ気押されてしまい、もういいかな〜ってなりかけながら”しずおかコーラ”をチョイス。(心の中では、レコード2枚買えるなぁ〜とか思いつつ) お味の方は、特色を述べれるほどの印象はありませんでした。が、あくまで、ご当地感を自分に植え付けるって名目なので細かいことは置いといて、地元の方の地元愛がぎっしり詰まっていて”美味しかった”ですが正解になります。

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静岡といえば…自分の中でイメージするのは、過去に何度か行った静岡攻めで出会ったご当地ソング(自主プレス) – 三方原音頭 がオートリンクしてしまいます。気になったのでこの作品を調べたら、静岡県浜松市北区の引佐地区を中心とした地域を指す三方原のご当地ソングでした。
さらに、作詞・作曲をされた”佐伯一郎”さんは、幻の名盤解放集関連の”マリア四郎 – 傷心(B面のもだえ)“で作曲をされており、本人名義の作品もKingやpolydorからシングルが出されてました。現在は静岡県浜松市で”佐伯一郎音楽学院“をされているようです。一度だけで良いのでお会いして、”三方原音頭“を愛聴してます!と、伝えるだけ伝えて逃走したいですね。

余談ですが、この”三方原音頭“は頭一つ抜けた作品に感じられ今でも好きな作品ですが、和掘りをし始めの頃に比べて、国内の作品に対する距離感がどんどん変わっていき、いろいろ淘汰され、自分が聴きたい作品は異様に少ないし、国内盤のプレス枚数が少なく欲しいタイトルにはそう簡単に出会えないんだなーって思うようになりました。
突拍子もない作品と出会いたいという欲求は年々高まってますが、ソウル・ファンク系を聴く耳でいけそうなサウンド以外はほとんど興味がわかず、掘りに行っても手応えが薄味になってる現状です。それでも、何が出るかわからないジャンク掘りは釣りのような感覚で遊べて、知らない港で釣りをする=知らない魚がかかるのかな!? みたいなおかしな遊びになってきてます。おそらく、似た現象になってる方も多くいて、それでも何となくジャンク堀りを楽しんでるのではないかなと…気を取り直して、今回の掘りで回った記憶を追いかけながらざっくり。

静岡のリサイクル屋さんといえばぁ〜?

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はい、リサイクルSAISEIでぇ〜す! 何店舗か??静岡県内に店舗があり今回も何件か行かせてもらいました。何度か静岡に行った感触では、行くたびにレコードの数が減少している気がして、置いてあるレコードの鮮度もなく人口の少ない地方では、リサイクル屋にレコードが存在しなくなるか心配する域に入ってきてます。

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ここは、確かリサイクルSAISEIの三島店だったと思います。裏口に駐車場があって、いつからかわかりませんが、荷物が山積みの風景に萌えるようになってしまいました。お店の人は嫌でしょうけど…店舗に入れられる前に、この山積み状態の中をゴソゴソと探したいくらいです。まず、レコードがあるのかな〜って具合で、あった時の喜びもたまらなかったりましす。レコードがあるか?ないか?非常に重要な境界線を行き来する何だかわからない狭間にこそ、面白さが潜んでるんだと思います。

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で、ここでのレコードの扱われ方は…前回に比べてだいぶぞんざいになっており、家具に追いやられてました。置いてあるレコードも、なんだか愛のない扱われ方をされていて、お店の人がレコードを相手にしてられないのは仕方なしなんですが…それを探しに行ってる人がやらかしてるそんな現場でした。
レコードがお店に行かずにゴミ処理場へ直行する日も近くはないのかもしれないという危機感を感じつつ、レコードを愛する人が、レコードを捨てられないようにはどうすべきか?そんな問題定義を突きつけられてるようにも思え考え深いものがありました。

ジャンク堀りの主戦場!ハードオフ先輩!!

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東日本ならどの地域に行っても大体存在するディガーには頼れる先輩的なお店です。わざわざ特筆することもありませんが、比較的レコードが回転していて代謝が良く、タイミングが合うと爆発することもあり、ディガー界隈では感謝しても仕切れないって方も多いのではないでのでしょうか? レコードが、時代や持ち主を巡り巡って旅をして、レコードの地域の独自性も反映され、その道のりを想像して勝手にドラマを感じちゃったりして勝手に感動した経験があります。

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが…静岡ドオフ先輩のちょっとやめてくださいよって特徴があって、ジャンクレコードの取り出し口をセロテープでがっちり留めてくるスタイルです。どの社会でも先輩は絶対的な存在なので、伝え方が難しいですし、伝えて良いものかも危ぶまれるわけですが、さすがに先輩ちょっとマジで勘弁してくださいよって、ビクビクしながらここで抗議させてもらいます。

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どこの店舗か思い出せないのが申し訳ないですが…ドオフ先輩の後ろに、ディガーにはお馴染み倉庫生活館があり、両店の関係はバチバチなのかもしれませんが、効率MAXの最高かよって優良店(ディガーにとっては)も奇跡的な立地で存在します。ハードオフが大学4年生だとしたら、倉庫生活館はOB的な立ち位置かもしれません。それなりに貫禄があり、それなりに訳ありの人生観みたいな複雑な何かが感じれたりします。

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この倉庫生活館では、レコードが入ってる棚の下に”ドスン”とレコードが置かれてました。床に商品が転がってるって、普通のお店では考えられないのですが、こういった状況があり得るのがリサイクル屋さんの面白いところでもあります。
コンプライアンス問題で、どこもかしこも安全第一なご時世に、惜しげもないこの荒っぽさはたまりませんね。しかも、紐がかけられたままだったのでこれは産荷だと疑う余地もなく、ドキドキしながらレコードを見させてもらいました。当たりは特になかったのですが、レコード以外への関心が薄れている僕にとってはありがたい瞬間でした。


少し前のツアーということもあり、成果写真がありません。交通費やご飯・宿代だけが飛んで行き、ゆっくり景色を眺める余裕もなく、落ち着いて車を止めて食事もせず、あくせくと移動ばかりで終わってしまい、ある人から見たら意味のわからない行為にしか思えない内容でした。県道マニアみたいに、ただただ行ったことの無い県道を車で走り制覇することへ満足感をえる危ない人達と何の遜色のない内容になり、シンプルに言えば、単なる苦行でした。Mっ気は薄い方なので、帰路は帰宅して早くレコードが聴きたい、というコンテンツもなく、ただ帰宅するだけでげんなりだった記憶です。
とはいえ、レコードがある限りめげずにコンディションを整えチャクラ練りに励みます!!ということで、お決まりの終わりのない掘りの世界へ超念写~ ‘0`~