『DJ練習会 Road to』レポ!

_MG_2865ライツアウトラウンジで開催された DJ Hinacle氏 主催のDJ練習会 Road toへ行ってきました。初回ということもあり現場のあれこれは決めながら行われましたが、いざ始まったら何年もDJをやってる人がいらしても新たな発見があるような、基本の基本を確認でき僕もお勉強になる事が多々あり参加できて良かったです。(急遽、マイクを使用するアイデアが取り入れられ、よりそれっぽい仕様になりました。ライツアウト店主の菊池さんお世話になりました。)

_MG_2866_MG_2867開始前に予定されている内容が書かれた資料が参加者へ配布され、それを元に基本着席スタイルで行いました。局面ではDJブースに近づいて細かい説明箇所を確認してもらったりと、とても丁寧に細部まで考えられた企画が綿密に進められてました。時には参加者がメモを取る姿も見かけたり…

_MG_2869みなさんが真剣に話しに耳を傾けてるという様子がなんだかお説教をされてるようにも見えなくもないのですが、誤解しないでください(笑) そういったことは一切ありませんでした。技術的なDVDなど著名DJがだしてたりするのですが、現場で素朴な疑問をダイレクトに聞けたり、アレ??みんなどうしてんのとか、確認できたりしたのはこういった機会の賜物だったともいます。

_MG_2853ゴールデンタイムやグッドグルーヴからと知り合いが多く参加していた事もあり、終止和やかなムードで時間が過ぎ19時終了が20時くらいまで、いや結局21時くらいまでいました。普段なかなか話せないDJのあるあるや疑問にも飛躍しました。これを機に、全く知らない人がどんどん参加してくれるといいなぁ〜と思います。念の為、今回行われた内容を下の方に掲載しておきます。次回が決定した際は、サイトまたはDJ Hinacle氏のツイッターや日記 Road Todayを通じてお知らせしていきます。

参加された方、スタッフ、お疲れさまでした。個人的な私用で最後に席を外してしまって申し訳ない感じになってしまいましたが、今後もどうぞよろしくお願いします。

関連リンク: 秘密の宮廷ゴールデンタイム DJ Hinacle  Road Today

2013.10.20  DJ練習会「 Road to 」

1. はじめに
(1) 針とヘッドフォンは必ず持参
(2) 電源の入れ方
(3) ミキサーの説明

2. ターンテーブル基礎知識
(1) プラッター
・取り外し方/内部清掃
・シルバーポイントの意味
・スリップマット/スリップシート/ビニール設置
(2) アームの調整
・カートリッジとバランスの取り方
・ウェイト/高さの調整
・針圧と音質とレコードの関係
(3) ピッチコントローラー
・ダイレクトドライブと並ぶ最大の特徴
・±16(≒)までBPMを合わせる事が可能(理論上)
・消耗品としての注意点(クラブ・イベントスペースでのトラブル回避)

3. BPM (ビート・パー・ミニィッツ)
(1) 測り方
・1分間に打つ拍数
・BPMカウンター/ストップウォッチ/アプリ
(2) 基本的な考え
・所有曲のBPMの把握、レコード等にマーキング
・BPMとピッチコントローラー
・±16(≒)までmixが可能(繰り返し)
(3) 注意点
・微調整は必要
・生音と打ち込みの正確性
・1つの基準であって必ずしも決まり事ではない

4. レコードの扱い
(1) 手のポジション
・ターンテーブルの横/縦設置の違い
・自分の基準指(HINACLEは中指と薬指)
(2) 戻し方・送り方
・レコードを順回転、逆回転の方法
(3) 頭出し
・アナログを使う以上すべての基準
・反復練習と慣れ(右も左も)

5. レコードを繋ぐ(すべてにおいて小節と拍は意識する)
(1) フェードイン・フェードアウト
・音量調整にて曲を繋げる基本的な方法
(2) カットイン
・頭出しから流れを展開して繋ぐ方法
(3) Mix
・BPMを合わせて曲を重ねて繋ぐ方法